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春を

呼ぶ

おもいをつなげる大集合

​つどい報告

11月26日(木)

​決起集会

文化センター大ホール 600名の前で​決意表明!

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​ながさこ千春の春を呼ぶ演説!

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​ながさこ演説の原稿(28分ぶん)

改めまして、皆さん、こんばんは。

お寒い中、コロナの感染が拡大している中、こんなにお集まりいただいて、ほんとに嬉しいです。ありがとうございます。こんな宇治プロジェクトのながさこ千春でございます。11 月9日に決意表面をしましてから日々、決意が固まっております。わたくし宇治市長になりますので、皆さん毎日のように市役所1階に足をお運びください。市長室は1階に移します。困った時にはまず市役所にご相談ください。市の職員と一緒になって、皆さまの小さな困りごとから、すぐには解決できないような大きな問題まで、一緒に解決に向かっていきたいと思います。それをまず、最初にお約束したいと思います。

「山あり川あり町があり そこに息づく人がいる 大好きなまち宇治だから…」皆さんは、どんなまちなら「大好きなまち」と言えますか?わたくしは今日、この歌を何度も聞きながら改めて、いま一度考えてみました。それは直接政策に言葉として表されるものではないと思います。でも、これが私が「こんな宇治だったら住み続けたいなぁ」と思う言葉は「寛容さ」です。あたたかい「寛容さ」のある町、誰もが受け入れられる町。それを、わたくしはこの宇治のまちで実現したいと思います。

人生いろいろな失敗もあります。うんと回り道することもあります。時には、絶望を感じて、生きるのを諦めてしまいたくなるようなことに向き合うこともあるかもしれません。でも、どんな時にも「大丈夫だよ、生きてたらなんとかなる。そうだ、困った時には、市役所に行こう!」そういう風なまちをわたくしは作りたいです。わたくしの演説は、実はよくテーマから逸れるんですよね。そこで、プロジェクトでは、あまり逸れすぎないようにと、このお話のための特訓を受けました。(笑)。はい。今日は、短い限られた時間ですので、政策にもきちんと触れながら、ご紹介しながら、お話を進めていきたいと思います。わたくしは30年間、教員をしてきましたが、たくさん失敗もしてきました。「先生、担任やめたらどうですか?」これ一番最後に言われたのは、平盛、槙島、三室戸、伊勢田、の中で一番最近の伊勢田小でした。でもですね、言われた私はとっても覚えてる訳ですが、言われたお母さんはどうも覚えてなかったようなんですね。退職してから、その時担任した1年生のこどもたちが卒業するとき、卒業式に行ってみたんです。「おめでとう、おめでとう、きれいになったね」って言ってましたら、ササササっと近づいてこられて「先生来てくれたんですか~」とニコニコ顔で「むすめ見てください」って言われた方がおられるんです。わたくしに「担任やめたらどうですか」って言われたお母さんなんです。わぁ、お母さんスッカリ忘れてるんだ、気にしてたのは私だけだったんだなって。そういうもんなんですよね、たぶん、多くのことが。なので、ああ、もう、これは、こだわるのやめよう、と思いました。ま、それくらい色んな失敗を重ねてきた訳です。

たしかに子どもたちが嫌いだったら、30 年も続けて来られなかったとは思いますが、きれいなことばかりではなかったので、あまり素晴らしい教師像を思い描いていただくと、背中がムズムズしてくる訳です。ですが、子どもたちと一緒に 30 年進んできました。この間、候補者カーに乗ってですね、町を回ったりします。「ああ、ここは子どもらと一緒にマラソン練習した道だなぁ」とか色んなことを思い出して懐かしくよみがえりました。

昨年の夏からは、わたくしは学校の非常勤講師と訪問介護ヘルパーの仕事もさせてもらいました。ヘルパーの仕事はまだ1年3ヶ月と短いんですが、利用者さんが「ありがとう」って言ってくださる、その言葉が嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。介護をされているご家族の方、いろんな苦労があると思います。ご家族であるがゆえに「ありがとう」と言ってもらえなかったり、分かってもらえなかったりすることが多いと思うんですよね。そういったところにも、介護のサービスが入れば。あの…なんていうんですかね、血の繋がっている者同士だと、遠慮がなくなるとかね、感情がぶつかっちゃうことってありますよね。そこに他人さんが入ると…私たちヘルパーは仕事で入りますから、ある意味、冷静に客観的に接することもできる訳です。そういう他人の風っていうんですかね、他人の暖かい風が入ることでご家族の関係がよくなることもあるんではないでしょうか。そういう介護のサービスが本当はどこのお宅にも入ったら、きっと介護の負担がなくなって、気持ちよく皆さんが暮らせるのではないかなって、そんなことにもヘルパーの仕事をして、気づかされたわたくしでした。ヘルパーの仕事をして、させていただいて、良かったなぁと思っております。

わたくしはシングルマザーで3人の子どもを育ててきました。その経験から、お金の使い方には、ちょっとこだわりあります。お金、尐ないですからね。…あ、公務員だからある程度はもちろんあります。でも、ひとりで3人、大学まで進学までさせようと思うと、やっぱり大変でした。いろんな節約をしました。この間コロナでステイホームでしたよね。水道代も電気代も、給食がないので食費だって、子どもがいればかかるんですよね。わたくし子どもが小さいときには「トイレ連続作戦」をしていました。一番下の子、まだ3歳の男の子でしたのでね、「あんたはね、トイレ、大きい時だけ流したらいいよ。小さい時は、すぐ次に母ちゃん入るから、母ちゃんまとめて流すからね」。でも、その習慣がちょっとあだになったこともあります。友達の家にいった時にね、つい習慣から流さないんです。なので、友達の家に行く前には必ず「トイレは流

すんだよ、忘れずにね」と言って送り出しました。…こんな話をしはじめると、1時間2時間たってしまいますので、また原稿に戻ります、はい。

お金の使い方は優先順位をつける。それ大切です。何を大事にするか。私は、子どもたちの健康第一。もちろん私の健康もですから、なので食生活に関しては、多尐お金がかかっても安全なもの。豊かな食育っていいますかね、季節のものも食べたりとか、そういったこと心がけました。でも、お金がないので「雨の日作戦」です。雨の日作戦っていうのは、昔は雨の日の4時か5時ぐらいになると、雨の日サービスと言いましてね、安くなるんですよ。2割引きとか。それを狙って、わたくしは雨がっぱを着て、いそいそと自転車で買い出しに行きました。そうして食費も節約しました。お金をかけずに文化的

な暮らしをする。それは図書館でした。ひとり 10 冊借りられます。3人と私で 40 冊です。それで、毎晩こどもたちに絵本とか好きな本、読みました。川の字になって寝ます。ひとり1冊。最初はね、短いお話だったんですよ、幼いですから。でもだんだん、ひとり当たり 15 分とかにね、なってくると、もう目が開けてられないんです。すると、かならず同じ個所で読み間違いをする。それを、娘たちは面白がって、そろそろ母ちゃん間違えるぞ間違えるぞって言って、間違えたら、大喜びをしていたのが記憶に残っています。

あ、また逸れてきましたね。そんな風に上手にやりくりをして、まずしいけれど豊かな生活を心がけてきました。でも、わたくしがシングルマザーならぬ、シングルファザーの役目もしなくっちゃと思ってワイルドなこともやったんですが、カヌー大変はね、カヌートレッキングっていうのは、波がダーッとくると引っくり返って沈没するんですよね。なので息子は起こりました。もう二度と母ちゃんとカヌーはやらないって。それから琵琶湖一周のサイクリングをした時も、二泊三日で行ったんですけどもね。真夏のお盆の頃でした。もう水飲んでも暑い暑い。汗が出る出る。夕方、日暮れになって、もう

そろそろ宿に着くだろうと思っても、母ちゃん道を間違えて、ちっとも宿に着かないっていうのでね、怒っていました。二度と母ちゃんとサイクリングには行かない、と。二回目の琵琶湖一周はしておりません。そんな風にして、お金がなくても楽しい暮らしを心がけてきたわたくしです。

一方、宇治市の税金の使い方をみると、優先順位のつけ方、これおかしくない?と思うことがたくさんでした。太閤堤跡の歴史公園。見に行くとビックリです。どうやったらここに 88 億円もかけられる?まぁ皆さん、まだの方おられたら見に行ってください。驚かれますよ。ここにリピーターは……行かないんじゃないでしょうかね?税金の使い方を変えたら、福祉制度を削ったり、大久幼稚園や市民会館などを廃止しないで済んだのではないか。市民のための仕事がいっぱいできるのになと歯ぎしりする思いでした。わたくしは教員をしてきた経験から、これまで子どもたちの声を聞くことを……ナカナカ聞けない時も、忙しくてね、あった訳なんですが…

…基本、声を聞くことを大事にしてきました。市長の仕事は、市民の声を聞くことからしか始まらないと思

います。市長室を1階に移し、皆さんがどんどん「ちはるさん、こういうこと気が付いてる?あそこ危ないとこあったよ?」と言ってくださるような、そうして、暮らしやすい町を作っていけるように、市政を運営してまいります。

皆さん、新型コロナの感染拡大で解雇や雇止め、事業が続けられず、お店をたたんでしまったお商売のことも尐なからずおられると思います。年越しもできないわ、もうたたみ時やわ、と悲鳴があがっています。本当にかつてない深刻な事態だと思います。わたくしは緊急に予算を組んで、生活の忚援や様々な給費金を再度行っていきます。医療機関はコロナの影響で収入が減って大ピンチです。いま第三派の感染拡大で医療機関の経営はひっ迫しています。支援が急務です。感染を抑え込むために、福祉施設や保育所、いろんな事業所の関係者や、クラスター感染源が起きた場合、周辺を広く検査できるよ

うにすることが大切です。わたくしながさこ千春はコロナ対策を抜本的に強化して、市民生活の安心をはかります。

次に、子育て忚援についてです。わたくしは小学校の教員だったので、いろんな地域の給食を食べてきました。宇治の小学校の給食は本当においしいです。早く中学生にも食べさせてあげたいです。教育委員会が考えているセンター方式では、小学校のグランド程度の広い敷地も必要です。多くのお金と時間がかかります。私は、小学校で作って、近くの中学校に届けるという親子方式、これで一日も早く中学校給食を実施します。今年 4 月の宇治市の保育所待機児童は 112 人でした。保育所に入れない宇治市では、子育て世代が減尐するのは当たり前です。保育所を増やして待機児童をゼロにします。

宇治市の子どもの医療費は、中学校卒業までしか無料になっていません。私の3人の子どもたちは幸い、大きなケガや病気もせずに高校を卒業しましたが、いざという時に医療費の心配をしなくて済むよう、わた

くしは高校卒業まで医療費を無料にいたします。子育て世代を忚援すること……これは子育て世代がこれから宇治に税収をもたらしてくれるから、だから、子育て世代を呼び込むために考えている訳ではありません。今、ここで暮らしている子育て世代の皆さんが、働きやすい、小さな子どもたちもニコニコして暮らせる、そのために、今ここにいる宇治市民の皆さんが健やかに暮らせるよう、そのために、わたくしながさこ千春は、子育て忚援に全力をあげてまいります。次に、高齢の方の問題です。高齢の方は買い物や病院に行くのが大変になってますよね。いろんな地域でお話を聞かせていただきました。バス便が減ったり無くなったり、スーパー撤退も相次いでいるからです。免許証も自主返納したくてもできない状況になっています。生活するための足の確保は自治体の役目です。近所の方のご厚意で病院や買い物に行くのでは、気ずつないんです。気兼ねなく行きたいところに出かけたい気持ち、わたくしは本当によく分かります。共助という言葉を聞きますよね。共助である、地域の助け合いは確かに大事です。でも、この気ずつなさをわたくしは取り払いたいんです。公助の出番だと思います。そのために、わたくしは予約制乗り合いタクシー制度を作って、暮らしの足を確保します。わたしは介護ヘルパーの仕事を通して実感しました。介護の利用料負担が重たいんです。サービスを自ら減らさざるを得ない方もおられるんです。介護の利用料の負担を軽減する制度を作ります。わたくし、ながさこ千春は、長生きすることを喜び合える、住み続けられるまちづくりに全力をあげます。

次に地域経済の活性化についてです。歩道のデコボコでシルバーカーを押しながらでは通りにくい、危なくてハラハラする、大きなケガをした人もいる、というお話を聞きました。道路の維持費を減らされていて、なかなか修繕できていないんです。暮らしの、道路の整備や学校改修など生活に密着した工事は、地元の業者さんの仕事になります。大型の公共工事でなく、身近な公共工事を増やして、地元の業者さんにもっと仕事が回るようにします。住宅リフォーム助成制度があれば、地元の業者の方に仕事が回り、地域経済が潤います。わたくし、ながさこ千春は、地域でお金が回る、地域循環型の経

済活性化を進めます。

最後に、公民館は地域住民の学びの場です。実際に多くの方が生きがいや健康づくりのために利用されています。まだ利用されていない方は、これからどんどん利用されたらよいのです。そして、人間らしい生活のために公民館は欠かせません。建物だけでなく、私たちの学びを導いてくれる公民館の主事さんがおられること、公民館の機能として充実させていくことが必要だと思います。公民館を維持し、充実を図ってまいります。

わたくしは 30 年間、小学校の教員をしてきましたので、学校での尐人数学級の有効さは骨身に沁みています。とりわけ、30 年間のうちほぼ半分は特別支援学級の子どもたちの担任でした。子どもたち、ひとりひとり抱えている障がいは、…生きていく手助けといいますか、学びの援助ですね、それはそれぞれ違うんです。5 人いれば 5 人それぞれ、6人いれば6人それぞれです。その子たち一人一人にあった教材を、教育内容を用意します。そして、5人、6人が共通して一緒に学びあえる教育内容も用意します。そうした中で子どもたちは、のびのびとニコニコ

と育っていくんです。そういう学級担任していましたので、「ああ、この伸びやかさ、この教育内容づくりが、本当なら、通常の学級でも実現できたら、宇治の子どもたちはどんなに幸せだろう」と思ってきました。尐人数学級は、コロナで大変な今、緊急の課題でもあります。わたくしは、尐人数学級の実現を目指しても努力してまいります。

只今、お話したことは、待ったなしの皆様の願いだと思います。わたくしは、すぐにこれに取りかかりたいと思います。

でも、わたくしが市長にならないと取りかかれないんです。コロナで大変な時だからこそ、私たち市民、ひとりひとりが手をつなぎあって、みんなの願いでつくる新しい宇治市に変えていきましょう。告示日まであと3日です。わたくし、ながさこ千春を市長にして、ひとあし早く宇治に春を呼び込みましょう。

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